上西小百合氏「政治家としてアウト」 「赤坂自民亭」問題で与野党ナデ斬り

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   元衆議院議員の上西小百合氏が、西日本を中心とする豪雨被害に絡み、「赤坂自民亭」や野党のパーティー開催について、連日批判を展開している。

   「国民が大変な時にも寄り添えない心の冷たい人たち」「政治家としてアウトやん」などと、厳しい表現を使ってツイッターで発信している。

  • 上西小百合さん(2017年10月撮影)
    上西小百合さん(2017年10月撮影)
  • 上西小百合さん(2017年10月撮影)

「中止を決断できなかったのは最悪」

   「赤坂自民亭」問題に対しては、2018年7月10日のツイッターで、

「中止を決断できなかったのは最悪」
「緊急時にすることじゃない」

と批判。続けた投稿でも、

「国民が大変な時にも寄り添えない心の冷たい人たち」
「議員は困ってる人を助けるのが仕事。自分のことしか考えられない思いやりと正義感ない人は向いてない」

と、バッサリと切り捨てた。

   「赤坂自民亭」問題は、豪雨で既に近畿地方を中心に避難指示が出る中、安倍晋三首相らが出席して、自民党幹部らと若手議員が酒食を伴う懇親会を5日夜に開き、一部議員がその模様をSNSで発信していたことを指す。

   一方で、野党の立憲民主党も5日夜、手塚仁雄衆院議員の政治活動25周年を記念するパーティーに関係者らが出席していた。枝野幸男代表の姿もあった。こうした点については、11日昼すぎにJ-CASTニュースが「『赤坂自民亭』なぜ立憲民主は攻めないのか 同日開催パーティーのせい?」の記事を配信した。

   上西氏は11日夕のツイッターで

「立憲民主党も赤坂自民亭とほぼ同じ時期に所属議員がパーティーしてたのか。与党もダメなら野党もダメだった」

と批判を展開した。パーティーをキャンセルすることが「めちゃくちゃ大変なのはわかる」としつつも、

「撤退するもまた勇気やろ」

と指摘、

「物事の優先順位をつけられなくて、大切なものを失う。政治家としてアウトやん」

と断罪していた。

   5日の「赤坂自民亭」に参加していた竹下亘総務会長は9日の会見で、

「どのような非難もお受けしようと思っております」

と反省の弁を述べていた。

   上西氏は、議員時代に自身の写真をふんだんに使ったフォト自叙伝を出したり、2017年の衆院選不出馬後も、情報番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演したりしたことでも知られる。

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