服部桜 連敗89でストップ 2年ぶりの勝ち星に部屋をあげて祝福

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   大相撲名古屋場所3日目、東序ノ口34枚目の服部桜が勝利し、連敗記録を89で止めた。

   2016年夏場所以来、2年ぶりの勝ち星にして、通算2勝目とあって所属する式秀部屋や著名人からも祝福の声があがっている。

  • 式秀部屋のツイッターより
    式秀部屋のツイッターより
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一番最後までちゃんこ場に残って増量に励む

   2018年7月10日に愛知県体育館で行われた名古屋場所3日目。服部桜は東序ノ口30枚目の颯雅と対戦した。立ち上がるとすぐに颯雅が体勢を崩し、膝が土俵についた。決まり手は「腰砕け」。

   これによって服部桜は16年夏場所から続いた連敗記録を89で止めた。15年秋場所で初土俵を踏んだ服部桜の通算成績は2勝111敗1休となった。

   式秀部屋のツイッターアカウントは、夜になって部屋の兄弟子らが服部桜を囲んだ写真を投稿し、「部屋の皆から『おめでとう!よかった!』と声を掛けられていました」と部屋をあげて勝利を祝った。

   式秀部屋は続けて「普段からほとんど稽古も休まず、少しでも体を大きくしようと一番最後までちゃんこ場に残って増量に励んでいた」と投稿。

   式守秀五郎親方も「2勝目まで時間はかかったが、今日の白星で壁を乗り越え一つ成長することができた。何よりも本人が逃げないで頑張ってきた証拠。次は3勝目、そして勝ち越しを目指して頑張ってほしい」とエールを送っていたとのこと。

   服部桜は、勝利後にユーチューブの動画で、「やっとですね」と一言だけ喋り、撮影者に「長かったっすね」と声をかけられると笑顔で頷いていた。

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