フジ広報「爆発を撮影したという方から入手した」
15年に発生した天津爆発の映像は、以前からネット上に出回っている。このうち、YouTubeに投稿された動画は2015年8月の公開後、18年7月現在で再生回数87万回超にのぼっていた。20秒間の動画では、遠方のほのかな火元から炎が立ち上り、巨大な光が一気に闇夜を埋め尽くす――そんな様子が映っている。
照明の数に加え、光った瞬間の近影など、細かい部分も「Mr.サンデー」の映像とそっくり。こちらは縦長の動画で、テレビ画面と合わないが、裏を返せば、「Mr.サンデー」の映像がYouTubeと同じ動画の下部を切り取り、爆発部にクローズアップしたようにも見て取れる。
はたして、フジテレビはネット上のギモンにどう答えるのか。広報担当者に(1)映像は本物か(2)どのように映像を入手したのか――など質問状を送ると、こんな回答が返ってきた。
「ご質問の映像は、爆発を撮影したという方から入手したものですが、異なる爆発の映像ではというご指摘があり、現在、改めて事実関係を確認しているところです」