俳優の下塚誠さん(本名:下塚一二=かつじ)が、2018年7月7日に亡くなった。64歳だった。所属事務所が発表した。
下塚さんのホームページによると、下塚さんは1953年生まれ、兵庫県神戸市の出身。東京新社タレント養成所に第1期生として入り、東京小劇場聴講生となる。1974年に特撮ドラマ「スーパーロボット マッハバロン」(日本テレビ系)の主人公・嵐田陽役で主役デビューを果たした。北大路欣也版「銭形平次」(フジテレビ系)に出演したほか、NHK大河ドラマにも「勝海舟」や「独眼竜政宗」、「武田信玄」などに出演した。
報道によると、2015年に咽頭がんを発症後、肺に転移して闘病中だった。
息子で俳優の下塚恭平さんは、7月7日にツイッターに家族写真付の投稿をし、
「昨日、私の父、俳優の下塚誠が癌を患って、死去しました」
と報告した。
「父とは、会えば口げんかばかりしていてずっと疎遠でしたが、憧れの存在であり、私が俳優になる上で多大な影響を与えてくれた存在です。ずっと反対され続けてましたけどね笑」「何一つ期待に応えられなくてごめんなさい 安らかにお眠り下さい」
と、父への思いをツイートしていた。
通夜は7月15日、告別式は16日に行われ、場所はそれぞれ相模原市南区上鶴間本町3の8の2「釈迦堂 暁心殿」。