「羽生さんは他力本願の勝負はしていない」
番組では冒頭、サッカー日本代表がW杯・1次リーグのポーランド戦で、0‐1で負けているにもかかわらず、終盤10分を時間稼ぎのパス回しに費やした場面を取り上げていた。
仮にイエローカード1枚すら与えないようにしておけば、コロンビアが同時間帯の試合で1‐0のままセネガルに勝利した場合、自分たちはフェアプレーポイント(退場数と警告数で算出)でリーグ突破を死守できる――。日本はそうふんで、結果的に「賭け」に勝ったわけだ。ただ、その消極的な戦い方は国内外で批判を招いた。
こうした日本の戦い方と、小塚さんは羽生選手の「作戦勝ち」とを結び付けたわけだ。視聴者の一部からは、ツイッターなどインターネット上で
「小塚くんのコメントには全くもって同意出来ず!ポーランド戦の日本と平昌での羽生くんは全然違う!」
「ポーランド戦と羽生君の芸術点重視を一緒にしたらダメ。例えが悪い。あれでブーイングする人いないので」
「羽生さんは他力本願の勝負はしていないよ。自力で今できる全てを出し切って勝ちを取りにいったんだよ」
「W杯ポーランド戦と同じ...?で作戦勝ち?小塚崇彦さん本気で言ってるん?」
との疑問の声が続々と寄せられた。ただ一方では、
「悪意はないけど言葉と例え方が悪かったよね残念、というくらいの感想かな」
「私は小塚さんの言ってることなんとも思わなかったけどなー」
「そこそこ物議を醸しているようだけど、1mmも間違ったことは言ってないと思う」
「小塚さんの発言に言葉の足りないところもあったかとは思いますが、羽生選手を貶める意図などないと思います」
との声も上がっていた。