アクセス増は「いつものことです」
だが、2000年にオウム真理教がアレフと改称(後に『Aleph』に)。当時の産経新聞(1月19日付朝刊)によれば、こうした改称を受けて「株式会社アレフ」の担当者は、
「飲食産業だけにイメージが大切なので迷惑な話。排除できるのであれば措置をとりたいのですが...」
とコメントしていた。
それから約18年が経った現在でも、同社サイトのトップには「オウム真理教および同教団の『アレフ』と呼称する団体とは一切関係がありません」との注意書きが掲載されている。
なお、松本死刑囚らへの刑執行を受けた今回の騒ぎについて、同社の広報担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、
「アクセスが集中し、サイトが重くなったことは確認しています。サーバーが落ちるなどの状況にはなっていません」
と説明。その上で、誤った問い合わせなどが執行後に来ていないかと尋ねると、
「全くないですよ。さすがに20年近くになりますから。(オウム真理教関連の)報道が出ると、弊社サイトのアクセスが増えるのはいつものことです。もう、慣れてしまっていますよ」
と話していた。