日経に聞くと...
もちろん、同じお詫び文は3日夕の記事の中で確認できたのだが、有料会員向けとなっていた4日の記事だけを目にしたネットユーザーも少なくなかったようだ。実際、ツイッターやネット掲示板には、
「謝罪記事を有料会員限定とか喧嘩売ってる」
「お詫びが有料とか前代未聞だな」
との指摘が相次いでいる。さらには、「会員限定謝罪記事ってシュールやな」「この件に関する謝罪記事も有料にしてほしい」などと面白がるユーザーの姿も目立っていた。
その後、このお詫び記事は翌5日昼までに設定が変更され、現在は非会員の読者であっても全文が閲覧できる状態となっている。
はたして、読者にお詫びをする内容の記事にもかかわらず、なぜ有料会員向けの記事に設定していたのか。J-CASTニュースが5日夕、日経新聞社広報室に取材すると、
「『読者の皆さまにおわびします』の記事は、7月3日16時に電子版で公開しました。この記事は当初から会員種別を問わずすべての読者が読める状態となっています。ご指摘の記事は、7月4日午前2時に公開した同一内容の朝刊掲載の記事であり、ほかの朝刊記事と同様に、当初は有料会員向けとなっていました」
との回答があった。