楽観はトランプ氏ひとり? ポンペオ訪朝でも「非核化」怪しい、これだけの理由

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結局、金正恩は「表向き」だけ?

   トランプ政権の中でも懐疑的な見方がでているようだ。CNNは7月2日、国防情報局(DIA)は、金正恩氏が少なくとも現時点では完全な非核化プログラムに参加する意思がないとみている、と報じた。DIAの情報に詳しいトランプ政権幹部の話として伝えた。CNNによると、別の幹部は、非核化プロセスを始めるにあたって北朝鮮が行わなければならない作業の一覧を北朝鮮側に示す、とも説明。さらに別の幹部は、DIAは、正恩氏は表向きにはある程度の非核化に合意するが、実際には武器や(製造のための)インフラを米国から隠すだろうと考えている、とCNNに話したという。

   それでもトランプ氏は楽観的で、7月3日、

「北朝鮮とは多くの良い会話が行われており、非常にうまくいっている。その間、8か月にわたってロケットの発射や核実験は行われていない。アジア全体が興奮している。フェイクニュースも流す野党だけが文句を言っている。私でなければ、今頃北朝鮮と戦争になっていただろう」

とツイートしている。

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