大飯原発差し止め認めず、名古屋高裁

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   関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟の控訴審判決が2018年7月4日、名古屋高裁金沢支部で行われ、住民が逆転敗訴した。各メディアが報じている。

   この訴訟は関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを住民らが求めたもので、差し止めを認めた一審の福井地裁判決を取り消して、差し止めを認めない判決を言い渡した。

   東京電力福島第1原発事故後に起こされた原発の運転差し止め訴訟で初の高裁判決であった。

   運転を容認する判決は、各地で係争中の原発訴訟に影響を及ぼすとの見方がある。

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