「ハリルの二の舞になりそう」 新監督にクリンスマン説へ懸念

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「レーヴがいたからよかっただけ」?

   一方で「レーヴがいたからよかっただけで個人としては無能だろ」などという声も漏れる。ドイツ代表監督時代は、現在の監督であるヨアヒム・レーヴ氏をコーチに招き、戦術のブレーンとして重用。クリンスマン氏自身はモチベーターとしての側面が強かったともされ、手腕が未知数なところもある。

   選手との距離の問題もある。クリンスマン氏はドイツ代表監督時代から米国に在住しており、監督業は通いだった。前任のバヒド・ハリルホジッチ氏も、居を構えていたのはフランス。最終的に田嶋幸三JFA会長は「選手とのコミュニケーション不足」を理由に、W杯2か月前の電撃解任に踏み切った。

   監督候補として時折期待の声があがるドラガン・ストイコビッチ氏などと違って、クリンスマン氏はもともと日本とのゆかりも薄く、Jリーグの事情にも明るくなさそうだ。まだ就任は決まってもいないので考えすぎではあるのだが、「ハリルの失敗と同じ二の舞になりそう」といった声も出ている。

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