日本残り1分「ロストフの悲劇」 ドーハから25年、「サッカーの本当の怖さ知った」

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「まだ試合が終わってないのに倒れた選手がいたのは残念だった」

   だが、同時に世界との差を改めて痛感する声も数多い。

「ドーハの悲劇とまではいかなけどロスタイムでやられたってのは世界との差なのかも...」
「リードした状況で どうすべきなのか... また繰り返しちゃってる」
「ドーハの悲劇といっしょで、悲劇として語っちゃいけない、負けるべくして負けた試合だと思うなぁ」

   ドーハでは、同点弾を決められて倒れ込む選手が大勢いた。そして今回の日本も、ベルギーに逆転弾を決められた時、多くの選手が下を向いた。まだ試合終了まで時間を残っていたのに、だ。こうした状況から、

「ドーハの悲劇の時、まだ試合が終わってないのに倒れこんだ選手がいたのがその時の日本の力ってラモスさんだかが言ってたよね。 今回もベルギーが3点目取ったあとまだ試合が終わってないのに倒れた選手がいたのは残念だった」

という意見もあった。

   その中で、手を叩いて鼓舞していたのは主将の長谷部誠だった。諦めず、味方を奮い立たせようとする姿に、

「後半AT4分で49分に勝ち越されたのに、すぐに味方を鼓舞してた長谷部ハンパないわ」
「3点目決まってゴール前で倒れたまま動かなかったり項垂れる選手が居る中手を叩いてまだいける!って鼓舞してた長谷部」
「ロスタイムのゴールで倒れたり下を見てしまう選手を見た瞬間 ドーハがフラッシュバックした でも長谷部がまだだって言ってるのを見て日本は成長したなーって思ったよ」

との声も少なくなかった。

   「いろんなミスが重なった。勝負への甘さが出た」。試合終了直後のインタビューで最も声がかすれていたのも長谷部だった。

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