「深く反省しております」――アイドルグループ「STU48」の公式サイトで2018年7月1日、劇場支配人の名義で謝罪文が掲載された。
同グループをめぐっては、メンバーの一人がセクハラ被害を告発。インターネット上で「完全なセクハラ発言」「これは許したらアカン」など批判が集まっていた。
「どうしたらいいの。もうわからない」
STU48は、作詞家・秋元康氏(60)のプロデュースにより2017年に結成された。瀬戸内地方7県に拠点に構え、「AKB48」の姉妹グループとして活動する。
売りは、船の上で公演を行う「船上劇場」だ。現在は準備中で、18年夏の「出航」を予定している。
だが、劇場支配人・山本学氏が船出に水を差した。メンバーへのセクハラ発言だ。STU48の森香穂さん(21)が6月30日、ライブ配信サービス「SHOWROOM」で被害を告発。
「STUって、素朴で健康的(なメンバーが集まる)グループじゃん。肌がちょっと黒くって、健康的みたいな」
そのため、山本氏からは、
「なにかあるとね、『森は肌が白くて派手だから』っていわれるのよ」
と外見を否定されるような発言を複数回受けたという。その上、理由は不明だというが「AV女優みたい」と言われることもあるという。
森さんは、
「グループに向いてないかもしれないけど、生まれもってきたものじゃん」「肌がこれ以上焼けないしさ、黒くならないしさ、どうしたらいいの。もうわからない」
と涙ながらに訴えた。