「スーパーセーブ」連発GK川島を完全復活させた西野マジック、とは

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西野監督が前日会見に川島を呼んだ意味

   ポーランド戦は、セネガル戦から先発6人を入れ替えた大胆布陣だったが、川島は外れなかった。ベンチスタートのメンバーには主将・長谷部誠も含まれる。この状況で川島にキャプテンマークを巻かせるのは、指揮官の信頼の表れだろう。

   試合前日会見に川島を同席させたことにも、西野監督のメッセージが込められていたようだ。

   前日会見では案の定、「ミスには厳しい批判があるが、次の試合でどうやって信頼に応えるか」と直球の質問があった。川島はまっすぐ前を見つめ、

「代表としてプレーする中で、批判されることへの覚悟がなければこの場にいない。選手として、前の試合より次の試合で何ができるかが大切。前の試合はチームメイトに助けられた。今度は自分がチームを助けられるようにしたい」

と決意を述べた。自身の非から逃げず、むしろはっきり言葉にして向き合った。

   試合後のインタビューでも、同じ点に言及していた。

「この1つの試合(0-1で敗戦)に関しては残念な気持ちだが、3試合通じて全員でつかんだ予選突破なので嬉しい。この2試合、チームに迷惑をかけていた。今日は自分がチームを救う番だと思っていた。仕事ができて良かった」

と、有言実行したことに胸をなでおろした。

   こうした経緯から、前日会見にはツイッターでも次のような声があがった。

「『非難される事は覚悟、あれは自分の責任』て言った事で終始俯き加減だった川島がポーランド戦でファインセーブできたと思ってる」
「ポーランド戦では気迫と覚悟と自信が漲った経営者のような雰囲気でしたね。西野監督が行った前日会見に、彼をゲームキャプテンとして同席させたことと無関係ではなさそう」

   また、「批判されてる川島を会見に出すって考えた人、ファインプレーだな」と、人選した西野監督らスタッフの狙いを称賛する声もある。

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