「たんに言葉のくだらないやり取り」としながらも、「迂闊でした」
坂井教授は6月28日、J-CASTニュースの取材に対し、ツイートについて以下のように説明のコメントをした。
――なぜ「ゲームはクソ!ミュージカルが最高!」と子供に言ったのか
「たんに言葉のくだらないやり取りです。そもそも、もとの会話を、そのままツイートの文面にするわけではありません。とくに心配していただくようなことはございません。もともと文脈を共有する方に向けて書いていたツイッターですが、そうでない人の目に多く触れるようになった結果、今回の『炎上』が起こったのだと思います。これについては今後、想定する読み手を修正します」
――子供からゲームを取り上げるといったことはあるか
「そういうことはないです。ツイッターですから、深い意味はない。ツイッターが意味のある文章ばかりで構成されるべき、という考えは正しくないでしょう。私の友人はそういう冗談だと読むでしょうが、悪意をもつ人は何でも悪く読めるでしょうね」
――ネット上で出ている「好きなことに優劣はないのになぜ子供に押し付けるのか」といった疑問や批判の声についてどう思うか
「結果としては、迂闊でした。それとは別に、前提とされた『好きなことに優劣はない』は自明な主張ではありません。これは何が優れているか劣っているか、というのとは全く別の話です。たとえば『賭博好き』をどう考えるかは、カジノ建設の是非に関わることでしょう」
――ツイートはなぜ削除されたのか。異論をブロックしていることにも不満が出ているが、どう考えるか。
「そもそもツイッターは遊びです。うっとうしいリプライが多いツイートは削除しますし、関わりたくない人はブロックします。ごく当然のことです。ツイッターを国会の議事録か何かと勘違いしてはなりません」