GK川島、会見で「吹っ切れた」顔 「監督の信頼」の源はコレだ

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微笑しながら「PKに関しては、まあ無いことを願っています」

   経験にもとづくものなのか、川島の動揺の無さは、西野監督とともに出席したポーランド戦前日会見にも表れていた。

   厳しい批判があることについて問われても、「代表としてプレーする以上、批判されることへの覚悟がなければこの場にいない。前の試合より、次の試合で何ができるか。前の試合はチームメイトに助けられた。次は自分がチームを助けられるようにしたい」と力強く語っていた。また、今大会はPKの数が過去最多となっているが、微笑しながら「PKに関しては、まあ無いことを願っています」と冗談も言っている。

   FIFAは会見の動画をアップしている。これを見たツイッターユーザーからは、「あれだけ酷いプレーをしておきながら、代表の記者会見に出るなんて、どう言う神経しているのか?」などの非難もあったが、

「川島の会見を見るに、『吹っ切れたかな』という顔しとるな」
「前日会見みたけど川島良い顔してたよ。堂々としてた」

と、前向きな声もあがっていた。

   ミスがクローズアップされやすい宿命にあるGKだが、川島は好セーブも少なくない。たとえばセネガル戦(2-2)の前半39分には、吉田麻也のマークを振り切って抜け出したFWニアンのシュートをセーブするなど、決定機を阻止する場面もいくつかあった。

   だからといって2失点していいことには当然ならないが、西野監督がこうしたプレーも考慮している可能性はある。元U-20ホンジュラス代表GKコーチの山野陽嗣氏は27日にツイッターで、

「川島選手のミスは批判されても仕方ないですが、他の選手のミスもあり、また川島選手にも他の選手にも良いプレーもあったので、そこら辺をもっと総合的に見て欲しいですね。西野監督が川島選手について『トータル的に考えれば』と発言してたのもそういう事でしょう」

との意見を発していた。

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