プロゴルフの片山晋呉選手(45)らが謝罪会見を開いた。プロアマ戦で片山の態度にアマ参加の男性が憤慨した件で、処分が出たことを受けたもの。
この模様の一部がテレビで放送され、スポーツ紙(ネット版)も報じると、片山に対し、「こんな誠意のない謝罪の礼を初めて見た」といった批判が相次いだ。片山が頭を下げている写真の一部には、両手をだらりと下げ、頭だけをひょこっと前に倒している場面のものもあり、こうした批判を増幅した側面もありそうだ。
アマがパッティングをしている最中にパッティング練習
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は2018年6月27日、定例理事会で片山に対し、厳重注意の処分を下した。これまでに制裁金30万円の措置も取っている。理事会後に片山らが会見を開き、経緯などを説明した。
会見の中で、同伴アマの男性がまだパッティングをしている最中に、片山が了解も取らずに「パッティング練習に終始した」ことが問題だった、との説明もあった。
片山は、会見冒頭で青木功会長らとそろって頭を下げたほか、何度か頭を下げる場面があった。「同伴競技者の方に対し、非常に申し訳ありませんでした」「自分の至らなかった点を反省し...」などと謝罪や反省の弁も口にした。
片山の謝罪場面では、両手を体の前で合わせ、比較的深めに頭を下げている状態の時もあったが、両手をだらりと下に下げ、腰の折り方は浅く、頭だけをひょこっと前に倒している場面もあった。
こうした場面の写真がニュース(ネット版)で報じられた影響もあってか、ツイッターには、
「こんなに誠意のない謝罪の礼を初めて見た」
「謝罪会見見たけど全然申し訳ないと思ってないだろ」
「反省の気持ちが伝わってこなかった」
といった批判が続出した。中には、
「片山プロ悪くないじゃないか。一緒に回ってた人がマナー悪いだけだろ」
と擁護論もあったが、
「まるで悪いと思ってなさそう」
といった感想を書き込む人が相次いでいた。