「新しく生まれるファンができなくなる」
西野さんはブログで、冷静にそうした「にわかファン叩き」を「論破」しにかかった。それもW杯やサッカーに限らず、あらゆる業界に当てはまる一般論で、
「すべてのファンの入り口は『にわかファン』であるので(もちろん批判してる本人も元は『にわかファン』であった)、ここを否定してしまうと、新しく生まれるファンができなくなるので、当然、業界は先細ります」
と主張。その上で、
「つまり、『にわかファン』を否定することは、自分が応援している人(モノ)を間接的に潰すことになるわけですね」
と忠告するように指摘している。
また、「こんなことは今に始まったことではなくて、ほとんどのコミュニティは風紀委員として過剰にドヤる古参が潰すことは歴史が証明している」と引き合いに出した。
そのため、自身のオンラインサロンでは、「『にわか』を否定する行為を徹底して認めません(場合によっては退会していただきます)」とルールを設けていることも明かした。実際に会員数が増加しているとして、「大切なのは『にわかを否定しない』ということだと思います。結果で証明します」とつづった。
こうした考え方に対して、ツイッター上では「ホントそれ!」「これはほんとにそう思う」「にわかファン、ミーハーファンがいるから、成り立つんだよね」といった共感が集まっている。