「和を乱したりはしてない」
出場すれば守備でも奔走した。ディフェンスリーダーの吉田麻也とやり取りを繰り返した。後半アディショナルタイムには、日本のゴール前に上げられたロングボールに、本田が自陣ペナルティエリア深くまで下がって競り合った。2-2で終え、貴重な勝ち点1をもぎ取った。
ツイッターでは、こうしたチームの一員としての本田を前向きに捉える投稿が複数見られた。
「別に和を乱したりはしてないやん しっかり応援して声掛けてええやん」
「試合中や試合後の様子を見ても、孤立している様子は全くない」
「周囲とコミュニケーション上手く取れてるし、俺はやっぱ好きだな」
「思ってたより本田ってチームと仲いいのね」
「本田、ソロプレーで周りからの目が可哀想だなって思ってたけど仲よさそうで微笑んだ」
チームでの和を感じさせるシーンは、19日のコロンビア戦でもあった。大迫の決勝点をアシストした本田。試合後、バックアップメンバーとして帯同していた浅野拓磨(20日に離脱)に自ら歩み寄った。手をバチンと合わせ、グーを突きあわせると、指を曲げて両手を前に突き出す浅野のゴールパフォーマンス「ジャガーポーズ」を2人で合わせた。
このシーンはひそかな注目を浴びた。ツイッターでは
「サブメンバーだった浅野を思ってかジャガーポーズをしていた本田」
「仲間を思いやる心はすごくあると思う」
「普段の本田さんは結構ひょうきんなんやろうね」
といった書き込みが複数見られた。