朝の情報番組「ZIP!」(日テレ系)がまとめたロシアW杯・日本対セネガル戦のハイライト映像で、本田圭佑選手の同点ゴールの場面がカットされるハプニングがあった。
まさかの編集ミスに、スタジオ出演者も「あれ?」「終わったんですか?」などと困惑しきりの様子。視聴者からもネット上に、「本田のゴールシーンは!?」「おーい!大事なとこ!」といったツッコミが相次ぐ騒ぎとなった。
「本田が意地の同点ゴール」テロップも...
2018年6月25日の「ZIP!」では、日本がセネガル相手に2-2で引き分け、大きな勝ち点1を得た試合を何度も取り上げた。VTRの内容にミスがあったのは、7時過ぎに始まった特集でのことだ。
この特集では、両国サポーターの反応を交えながら試合の模様を振り返った。例えば、日本が前半33分に乾貴士選手のゴールで同点に追いつくと、都内のパブリックビューイング(PV)会場に集まったサポーターが歓喜する映像が流れる――といった具合だ。
VTRに「異変」が起きたのは、セネガルの選手が一時2-1の勝ち越しとなるゴールを決めた映像が流れた直後のこと。なんと、そのまま試合経過を伝えるハイライトが終わってしまったのだ。
このとき、画面右上のテロップには「リード許し本田を投入 本田が意地の同点ゴール」と表示されていた。しかし、本田選手が途中出場でピッチに立ったシーンも、後半33分に同点弾を決めた場面も一切紹介されなかったのだ。
実際、セネガルが2点目を決めた直後にVTRで流れたのは、PVの会場にいたリポーターが、
「試合終了と同時に、皆さん立ち上がって拍手を送っています!!」
とサポーターの様子を伝える場面だった。続けて、西野朗監督や選手らの試合後インタビューの模様などが伝えられ、そのままVTRは終わった。