麻央さんブログの書籍化、「批判」で断念? 海老蔵が気にする「ネガティブな声」とは

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   歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、妻だった故・小林麻央さんのブログを書籍化する計画について、「多分出さないと思います」と断念の可能性を口にした。先日、麻央さんの1周忌を迎えたばかりだった。

   「ネガティブなこと」を言う人がいるとも指摘しており、批判や中傷の声があることを念頭に置いているようだ。ネット上では、出版への批判は「妬みや僻み」と断罪する意見があがる一方、「非難があるのは当たり前」といった指摘も出ている。

  • 麻央さん死去翌日の会見で涙した海老蔵さん(2017年6月23日撮影)
    麻央さん死去翌日の会見で涙した海老蔵さん(2017年6月23日撮影)
  • 麻央さん死去翌日の会見で涙した海老蔵さん(2017年6月23日撮影)

亡くなる2日前まで更新していた

   海老蔵さんは2018年6月24日、長野県の志賀高原であった植樹プロジェクト「ABMORI(えびもり)2018」に親子で参加。前日23日には、17年6月22日に34歳で亡くなった麻央さんの「しのぶ会」を行ったことに触れ、「1年経ったからこそ、皆さんのおかげでとても良い会が出来た」と振り返った。日刊スポーツ(ネット版、24日)などが報じた。

   この中で海老蔵さんは、計画が進んでいた、麻央さんの闘病ブログの書籍化について、すでに本の形にまとめたものの、「多分出さないと思います」(デイリースポーツ・ネット版)と明かした。理由については、麻央さんの生前の希望を受けた、乳がん患者のための基金(麻央基金)設立も含め、「ネガティブなこと」を言う人達の存在を指摘、そうした批判を乗り越える力はないし、麻央さんも(批判の中、強行することは)望まないだろう、と語った。

   麻央さんのがん闘病については、16年6月に海老蔵さんが公表。麻央さんは9月から闘病ブログ「KOKORO.」を始め、亡くなる2日前の17年6月20日まで、様々な葛藤や家族への思いなどを断続的に更新し続けた。

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