PHP研究所、ヒアリ写真「誤掲載」で謝罪 子供向け学習図鑑...有名ツイッター指摘で発覚

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「ヒアリ警察」の活躍で発覚

   今回の誤掲載が発覚したのは、ツイッターの投稿がきっかけだった。投稿主は、「ヒアリ警察」という有名アカウント。ヒアリが国内で注目を集めた17年夏から、リプライで送られたアリの写真が「ヒアリかどうか」を判別する活動をしている。

   この「ヒアリ警察」は22日未明の投稿で、誤掲載があった図鑑の販売ページのURLを紹介しながら「うわああああマズいです!マズいです!!」と一言。その上で、

「おそらくヒアリとしているこの左のアリ、絶滅が心配される赤いヤマアリの写真です。教育のための本で、絶滅危惧種と特定外来生物を間違えるなんて、絶対に、絶対にあってはならない間違いです!PHP研究所さん」

と誤りを指摘した。続くツイートでは、「ネットから引っ張ってきた画像だと思う」などとも訴えていた。

   こうした投稿に対し、PHP研究所広報部のツイッターアカウントは22日朝になって、「こちらの件、至急事実確認をさせていただきます」と反応。その後発表されたのが、先述の謝罪文というわけだ。

   改めて、発覚の経緯について同社広報部の担当者に質問すると、

「22日10時頃に、広報部アカウント宛ての@ツイート(編注・リプライのこと)を多数いただいたこと、ならびに外部関係者からの指摘により、ヒアリ警察(@_Solenopsis)さんのツイート内容を認識いたしました。制作担当部門が各方面に事実関係の確認をおこなった結果、誤りであったことが判明した次第です」

との回答があった。

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