サッカーW杯ロシア大会で日本代表の第2戦が目前に迫るなか、対戦国セネガルの選手らが初戦後に披露した「勝利の舞」が、お笑いコンビ「ジョイマン」の踊りにしか見えない、とツイッターで話題になっている。
セネガルが初戦でポーランドを破り、喜ぶ選手らが集団で「勝利の舞」を披露した。この動きが、ジョイマンの高木晋哉さんのネタであるラップ調の踊りにそっくりだ、というわけだ。高木さん自身もツイッターで「セネガリアンジョイマン」に言及した。
高木晋哉ツイッターで「柔らかで自由度の高いジョイマン」
2018年6月19日(日本時間20日)、セネガルは初戦で強豪ポーランドに2-1で勝利した。選手らは何人もがそろって、サポーターの前でダンスを披露した。重心をやや落とし、両手を左右に振りながら、リズミカルに左右にステップを踏んでいる。こうした場面は、日本のテレビでも繰り返し紹介された。
ツイッターでは試合後ほどなくしてから、
「セネガル、勝利の舞を見てたらジョイマン思い出した」
といった指摘が相次いだ。
ジョイマンは、高木さんと池谷和志さんのお笑いコンビ。高木さんが、「ナナナナ~ナナナナ~」などとラップ調に韻を踏んだ台詞を織り交ぜながら、踊るネタで知られる。この際の高木さんの踊りが、重心を落とし、両手を左右に振りながら、リズミカルに左右にステップを......と、確かにセネガルの勝利のダンスに似ているのだ。
ツイッターにはセネガル初戦以降、22日にかけて連日、
「セネガルのダンスは、マジでジョイマンだった」
「なんか見たことある~と思ったら、ジョイマンだった。ナナナ~、セネガル」
「ジョイマンの動きにしか見えない。ななななーななななーなななな南米ってか」
といった反応が続々と寄せられた。こうした反応を目にしたのか、高木さん本人もツイッターで
「しなやかな筋肉を持つ彼らだからこそ出来る、柔らかで自由度の高いジョイマン。それがセネガリアンジョイマンの特徴ですよね」(20日)
と解説してみせた。趣旨としては、セネガル選手らのダンスは基本的にジョイマン・ダンスであり、その一種「セネガリアン」のジョイマン・ダンスだ、と認定しているようだ。
日本-セネガル戦は、日本時間24日24時(25日0時)から始まる。セネガルの「ジョイマン・ダンス」を封印できるのか、日本代表の活躍に注目が集まる。