法案成立ならジョイフルも「全面禁煙」へ
穴見陽一氏の大分事務所は6月21日、J-CASTニュースの取材に対し、「ジョイフルには行かない」「議員辞めろ!」などとクレームの電話が殺到していることを明らかにした。穴見氏個人は、喫煙者だという。
これを受けて、穴見氏はこの日夕、議員サイトや個人のフェイスブックで、ヤジについての謝罪文を掲載した。「参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという想いで呟いた」と釈明したうえで、「参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くお詫び申し上げる」などとつづっている。
ジョイフルの広報室は21日、ヤジについて、「国会議員としてのもので、会社としての見解ではありません」と取材に説明した。ただ、ファミレスの客からは、今回の件で様々な意見が寄せられているとして、「きちんと受け止めて、真摯に考えていきたい」と話した。
直営店732店のうち、空気を遮断した完全分煙は4割強で、全面禁煙はまだ4店舗に留まるという。このことについて、「様々なお客さまに来ていただきたいからです」と説明したが、健康増進法改正案が国会で成立し、2020年4月までに施行されれば、全面禁煙に踏み切りたいと言っている。