沖縄では「茶」に特別な意味が
では、「一茶」は? 実は、ISSAさんの兄弟姉妹には、いずれも「茶」の文字が入っている。
まず長姉は、「里中茶美」の名義で歌手としても活動した「茶美(ちゃみ)」さん。
そして長男が「一茶(いっさ)」さん。
続くのが、プロゴルファーの「二茶」さん。読みは「にいちぇ」。
さらに年の離れた三男が「茶三海」さん。子役、歌手などとしての活動歴があり、読みは「ちぇすか」。
いったいなぜ? 父でプロゴルファーの求さんが、過去にスポーツ報知(2001年1月19日付)の取材に語っている。
そもそも、沖縄では「茶」は縁起物だという。確かに沖縄では名産・さんぴん茶、また「ぶくぶく茶」など、独自の茶文化が根付いている。記事でも、「長寿で知られる沖縄のお年寄りに欠かせない飲み物がお茶」とある。こうしためでたい意味に加え、また求さんが江戸時代の俳人・小林一茶が好きだということもあり、こうした命名になったという。