W杯テーマ曲に「選んだNHKが悪い」 「盛り上がらなさにビビった」

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   サッカー・ロシアW杯のNHKテーマソング「VOLT-AGE」の評判が芳しくない。若者に人気のロックバンド「Suchmos(サチモス)」が手掛けた楽曲なのだが、インターネット上に「全然ボルテージ上がらない」との感想が溢れているのだ。

   実際、コロンビア戦から一夜明けた2018年6月20日夕現在、ツイッターの検索欄にバンド名を入力すると、予想ワードには上から順に「盛り上がらない」「微妙」と表示される状況になっている。

  • ロシアW杯のNHKテーマソングはSuchmos(画像はNHK公式YouTube動画より)
    ロシアW杯のNHKテーマソングはSuchmos(画像はNHK公式YouTube動画より)
  • ロシアW杯のNHKテーマソングはSuchmos(画像はNHK公式YouTube動画より)

「サチモス好きやけど全然合ってないと思う」

   今回のNHKテーマソングが大きな注目を集めたのは、日本代表が大金星を挙げた2018年6月19日夜のコロンビア戦がきっかけだ。

   スポーツ各紙の報道によれば、NHK中継の平均視聴率は脅威の48.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。最高視聴率は、日本の勝利が確定した試合終了間際で、その数字は55.4%(同)にまで達した。

   前半を1-1の同点で折り返し、多くの視聴者が固唾を飲んで後半開始のホイッスルを待ったハーフタイム。この場面でNHKは、サチモスが「VOLT-AGE」を披露したライブの模様を放送したのだ。

   ここで初めて、ロシアW杯でのNHKテーマソングを聴いた人も多かったようだ。ライブ映像が中継で流れた直後から、ツイッターやネット掲示板に、

「これがW杯テーマソング?うーん...」
「あまりの盛り上がらなさにビビったのは僕だけではないはず」
「サチモス好きやけど全然合ってないと思う」

といった驚きや困惑の声が相次いで寄せられたのだ。

   さらには、コロンビア戦の勝利を伝えたサチモス公式ツイッターの投稿にも、「もうちょっと盛り上げる曲書けませんでした?」「全く盛り上がらないワールドカップのテーマソング。最悪」との批判が寄せられる騒ぎとなっている。

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