漫画家の雷句誠さんが、サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)日本対コロンビア戦のさなか、「キャンチョメが死守しているように見える」とツイッターに投稿し、大反響を呼んだ。
「キャンチョメ」は雷句さんの代表作『金色のガッシュ!!』の登場キャラクター。W杯直前に金髪になった日本代表DF長友佑都選手にそっくりだとして、ここ最近話題をさらっていた。
「不思議な光景だ・・・」
日本対コロンビア戦は2018年6月19日に行われ、2-1で日本が勝利。W杯でアジア勢として初めて南米勢を破った。
左サイドバックで先発フル出場の長友選手は、最後まで運動量を落とさず、日本ゴールを守る。MFクアドラード選手(前半途中で交代)とのマッチアップをはじめ、ゴール前でのシュートブロック、ボール保持者には厳しい寄せ、こぼれ球にも素早く反応してクリアするなど奮闘を続ける。
力を振り絞り、コロンビアの猛攻を耐えしのいでいた後半アディショナルタイムの時間帯、雷句誠さんがツイッターを更新。投稿されたのは
「キャンチョメがゴールを死守してるように見える」
という一言だ。続く投稿で「不思議な光景だ・・・」としていた。
「キャンチョメ」は雷句さんの代表作『金色のガッシュ!!』に登場するキャラクター。アヒルのくちばしのような口元と、クリッとした目、そして何より、前髪をアップにした金髪が特徴的だ。長友選手が8日のスイス戦後に突然金髪になると、驚きの声とともにその容姿が「キャンチョメに似すぎ」という声が殺到する事態となっていた。
W杯の試合中にとうとう原作者から言及されたことで、ツイッターでは、
「雷句先生もそう思うなら間違いねぇわ」
「作者も認めた実写版キャンチョメ(笑)」
「作者公認来た!!」
と大騒ぎに。同キャラは体が小さく臆病者だったが、仲間を守るためには身を挺して戦うまでに成長する。そんな姿も長友選手と重なるのか、
「作った人が言うと間違いないですよ! 長友選手もキャンチョメも仲間の為なら、惜しみ無く力だしますもん」
と両者の内面に触れる反応もみられる。雷句さんの投稿は7000件以上の「いいね」を集めている。