男性教諭は、「仕事が多すぎる」と嘆いていた
市教委では、近く男性教諭に話を聞くほか、教頭を呼んで口頭で厳重注意するとした。
小学校の校長は、「今回のことは市教委で対応していますので、コメントは差し控えさせて下さい」と取材に答えた。
福井市教委によると、教員については、例えば教職関係の本を読んでいるのが仕事なのか捉えづらいとして、残業代は支払われていない。しかし、働き方改革を進める中で、勤務実態を知ろうと、教員に出退勤記録を付けてもらっている。
出退勤表では、月100時間を超えると赤字で表示される。800~900人ぐらいいる教員のうち、残業が月100時間を超えるのは2、3人いるというが、特定の決まった人ではないという。
男性教諭の関係者は6月19日までに、男性教諭は「仕事が多すぎる」と以前から嘆いていたと、J-CASTニュースの取材などに証言した。管理職の教頭については、少なくとも懲戒処分にするべきではないかと指摘している。