「好きなテレビ局」No.1はテレ東! 「嫌い」は3位NHK、2位テレ朝、1位は...?

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   「視聴率」では日本テレビの独走が続いているが、では、「好感度」が高い局はいったいどこなのか。そして、「嫌われ度」ワースト1は。視聴者のホンネを探るべく、J-CASTニュースでは2018年5月29日~6月14日、サイト上で「好きなテレビ局」「嫌いなテレビ局」についてのアンケート調査を実施した。

   見事「好き」1位となったのは、以前からネット上での人気が高いテレビ東京だ。一方、2番手以降は混戦に。対して、「嫌い」はというと――。

  • 「好きなテレビ局2018」(J-CASTニュース調べ)。テレ東が安定の1位に
    「好きなテレビ局2018」(J-CASTニュース調べ)。テレ東が安定の1位に
  • 「嫌いなテレビ局2018」(J-CASTニュース調べ)。残念ながらフジがワースト
    「嫌いなテレビ局2018」(J-CASTニュース調べ)。残念ながらフジがワースト
  • 「好きなテレビ局2018」(J-CASTニュース調べ)。テレ東が安定の1位に
  • 「嫌いなテレビ局2018」(J-CASTニュース調べ)。残念ながらフジがワースト

新星Abemaに抜かれたTBS、フジ

   まずは「好き」ランキングから(総投票数:1036)。

   上に述べた通り、1位に輝いたのはテレビ東京(26.7%)だ。他のキー局とは違った「トガった」企画の数々で知られ、以前からネットとの相性の良さが指摘されてきたが、相変わらずの好感度の高さを見せつけた。最近は視聴率でも進展が著しく、特にゴールデン帯ではフジテレビとの差を詰めつつある。

   2位はNHK(16.0%)。視聴率No.1の日本テレビは3位で10.6%に留まった。4位でテレビ朝日(8.7%)が続く。

   今回はキー局に加え、ネット放送で存在感を増しているAbemaTVも投票先に加えた。注目の結果は、テレ朝に続く5位(5.0%)。まだ上位陣を脅かすには至らないものの、6位のEテレ(4.8%)、7位のTBS(4.3%)、ビリのフジテレビ(2.5%)を上回る。健闘したと言っていいだろう。

   なお、「なし・その他」を選んだ人も21.3%に上った。

悪印象なかなか払拭できないフジ

   「嫌い」(総投票数:1014)は、やはりというべきか、フジテレビ(32.7%)が首位を飾ってしまった。

   かつては視聴率No.1を誇りながらも、最近は低迷を脱しきれず。3月には「めちゃ×2イケてるッ!」「とんねるずのみなさんのおかげでした」といった2大長寿番組を打ち切る大胆策に出たが、その成果はなかなか見えない。

   もっとも、5年前の2013年にJ-CASTニュースが実施した同趣旨のアンケートでは、フジは62.7%という「ぶっちぎり」で「嫌われNo.1」を記録している。得票率が半分近くに減ったという意味では、「どん底」は脱した、との見方もできるが......。

   今回の投票結果に戻ろう。2位はテレビ朝日(22.8%)。3位はNHKで15.7%だった。以下、TBS(10.9%)、日本テレビ(7.3%)、なし・その他(7.1%)と続く。

バラエティー好きは「日テレ」、フジは「女性票」弱い

   なお今回のアンケートでは、投票者の年齢、性別、よく見る番組のジャンルについても合わせて質問した。

   照らし合わせると、特に顕著な差が出たのが「よく見る番組」と「好きな局」の関係だ。1位は同じテレ東でも、「報道・情報」番組をよく見る、とした人ではNHKの好感度が高く(23.7%で2位。1位テレ東とは0.9ポイント差)、また「なし・その他」を選んだ人が多かった(19.8%で3位)。対して「バラエティー」派ではテレ東(34.6%)に続く2位に日テレ(20.9%)が。「イッテQ」「DASH」など、強力番組を擁する日テレの強みが見えた。

   また若干ではあるが、男性よりも女性の方が、「嫌いな番組」にフジを選んだ割合が高い(男性31.3%、女性40.8%)。年齢による差は比較的小さいが、若い世代では「日テレ」「Abema」、年長世代では「NHK」「テレ朝」が好き、とした人がやや多い傾向が見られた。

   調査は投票作成フォーム「トイダス」を使い、J-CASTニュースのサイト上で実施した。

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