中国ゲーム、日本市場で急伸 スマホで圧倒的勢い...いまや「対中貿易赤字」

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「パクリ」問題もたびたび指摘されるが...

   課題もある。いわゆる「パクリ」問題だ。

   先日、ツイッターで話題になったのが、「機動少女 Gundam Girls」なる中国ゲームだ。タイトルにもあるとおり、「ガンダム」などのロボットを美少女化したキャラが多数登場するゲームである。が、ニュースサイト「ねとらぼ」の取材によれば、版権元の許諾は一切なし。結局、6月8日にサービス終了となった。

   これは氷山の一角に過ぎない。一つヒット作が出れば、ストアにはたちまち怪しい「そっくりさん」があふれかえる。

   とはいえ、いつまでも「中国=パクリ」とは笑っていられない。

   中国・NetEaseの「荒野行動」は、先行するPC向けゲーム「PUBG」をパクった、として、訴訟の真っただ中だ。しかしそのダウンロード数は全世界で2億を超え、上記レポートによれば、日本での売り上げも17年だけで39億円、なおも成長基調にあるという。

   NetEaseは、こうしたスマホゲームでの好調を背景に、「Halo」「Destiny」シリーズなどで知られる米メーカー・バンジーに1億ドル(110億円)という巨額の出資を行った。VR・ARなど、新技術にも積極的に取り組み、開発力強化に努めている。

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