66歳の若さで急死した俳優の大杉漣さんは、サッカーを愛し、地元チームをサポーターとして熱心に応援していたことでも知られる。
そんな大杉さんのサッカー愛溢れる直筆の文章が見つかったと、長男で写真家の大杉隼平さんがツイッターで公開した。
「好きなものに理屈なし!」「ありがとう サッカー」
「ぼくはサッカーが好きだ」。そんなシンプルな言葉で始まる文章は、色紙ののようなものにペンで書かれていた。
大杉さんは、高校時代にサッカー部に所属し、サッカーJ2「徳島ヴォルティス」のサポーターをしながら、自らもサッカーを続けた。直筆文章では、「今も時間があればピッチに立っている」と明かし、「もちろん技術も体力も衰えている。しかし、サッカーへの愛は深まるばかりだ」と熱い思いをぶつけた。
「好きなものに理屈なし!ぼくにたくさんの思い出と友人を与えてくれたサッカー。共に歩んだ四十七年間にひと言。『ありがとう サッカー』」
大杉さんは、文章をこう結んでいる。