恒例のAKB48グループの選抜総選挙の開票イベントが2018年6月16日に迫った。総選挙の開催が発表された3月19日から数えると約3か月にわたる「選挙戦」を、339人の「立候補者」は、どう戦ったのか。
メンバーの「選挙活動」は、メディアへの露出やSNSでの情報発信が中心だ。そのネット利用者が最も関心を寄せたメンバーは...?
荻野由佳100とすると松井珠理奈15、宮脇咲良12
J-CASTニュースでは、「グーグルトレンド」と呼ばれる機能で、総選挙の開催が発表された3月19日から現時点までの、立候補者の名前が検索された回数がどう変化したかを調べた。ネット利用者が検索するということは、そのメンバーに関心を寄せているとも言え、検索数が関心度の高さを示しているとも言えるからだ。
中間集計にあたる「速報」の上位32人を中心に検索回数の推移を調べたところ、その中で突出して多かったのが、5月31日の新潟・NGT48の荻野由佳さん(19)。2年連続で速報1位になったことが広く報じられ、荻野さんのことを検索した人が多かったようだ。この日の荻野さんの検索回数を100とすると、6月8日には3にまで下がったが、6月10日には20にまで回復している。10日には、18年4月にNGT48を卒業したばかりの北原里英さん(26)が、舞台の制作発表で荻野さんについて「このまま1位を取ってくれたら嬉しい」と発言。この影響で検索数が増えた可能性もある。
なお、速報発表直後の5月31日の検索回数で比べると、速報2位の松井珠理奈さん(21)は15で、3位の宮脇咲良さん(20)は12。松井さんは6月2日には29まで伸びたが、それ以外は2人とも1桁が続いている。松井さんは6月1日、ツイッターで年齢詐称疑惑を否定している。この件に関心を持った人が多かったようだ。