女優の黒柳徹子さん(84)が、米ニューヨーク留学中の38歳のときの写真をインスタグラムで公開し、「今でも通用する美しさ」と絶賛の声が寄せられている。
現地では、結婚も申し込まれていたというのだ。
別れが辛かったが、「結局、私は仕事を選んだ」
まるでホテルの客室のようなこぎれいな部屋で、タマネギヘアの黒柳さんがアームチェアの座面にしゃがんでいる。物思いにふけっているらしく、潤んだ瞳が印象的だ。
この写真をアップしたインスタで2018年6月13日、黒柳さんは、演劇学校に通った時代のことを感慨深げに振り返った。ディナーに招かれたり多忙な毎日だったが、そんな中でも将来のことを考えていたそうだ。
何人かの女優からアドバイスを受けながらも、2年ぐらいは勉強に励む覚悟だった。しかし、テレビ朝日から、新しく始まる「ニュース・ショー」の司会者になるよう説得され、「新しい分野で仕事をしてみるのもいいかも」と留学を1年で切り上げて1973年秋に日本に帰った。
そのとき、黒柳さんは、ある男性から結婚も申し込まれていた。別れが辛かったが、将来を考えて重い決断をしたという。「結局、私は仕事を選んだということになるのだろうか」と黒柳さんは振り返っている。
インスタのコメント欄では、黒柳さんの生き方に感銘を受けたとの声が多く、「素敵すぎる」「カッコ良いです」「胸に刺さりました」と書き込まれている。また、投稿写真についても、「38!!!みえない!」「かわいい」「今でも通用する美しさ 魅力的だなー」などと驚く声が上がっていた。