イオンや高島屋は、レシートのフルネーム廃止
「茶っ葉」さんにJ-CASTニュースが6月12日に聞いたところによると、「茶っ葉」さんも、接客中に突然、客から「◯◯ちゃんって呼ぼうかな」などとファーストネームを使われたり、退勤時に待ち伏せされ大声で名前を呼ばれたりしたそうだ。
同僚で同じような経験をした人もいるという。「自分はフェイスブックをやっていないのですが、もし利用していたら友達申請されたのではないかと思います」と話していた。
業界によっては、まだレシートなどにフルネームを使うところも多いようだが、最近は、スーパーやデパートなどでもフルネームを避けるところも増えて来ている。
本州、四国でスーパー「イオン」を展開するイオンリテールは、2017年6月ごろにレシートのフルネーム使用を止め、名前の先頭2文字だけの使用に変えた。2文字は、漢字、ひらがな、カタカナのいずれかを使うという。「個人情報の観点から検討して決めました」と広報部は説明する。
デパートの高島屋も、17年6月にレシートのフルネーム使用を止め、名字を漢字で表記する形にした。「お客さまとの信頼関係やコミュニケーションのためにフルネームにしてきましたが、SNSの普及で個人が特定されやすくなっていますので、切り替えました」と広報担当者が理由を話した。