本田圭佑は「不要」 秋田豊「100%入るべき」から急変したワケ

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   本田圭佑は「必要ない」。ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨むサッカー日本代表でスタメンに返り咲いたMF本田圭佑(31)に、元代表の秋田豊氏が落第点をつけた。

   秋田氏はこれまで、本田に対して一定の評価をしてきた。パチューカ(メキシコ)での活躍などから、「100%代表に入るべき」と語ったこともあった。それがこのW杯直前に急転させた最大の理由は、何なのか。

  • 本田圭佑は西野新体制下でスタメン起用されている(2018年6月2日撮影)
    本田圭佑は西野新体制下でスタメン起用されている(2018年6月2日撮影)
  • 香川真司が本田とトップ下のスタメン争いをする構図となっている(2018年6月2日撮影)
    香川真司が本田とトップ下のスタメン争いをする構図となっている(2018年6月2日撮影)
  • 本田圭佑は西野新体制下でスタメン起用されている(2018年6月2日撮影)
  • 香川真司が本田とトップ下のスタメン争いをする構図となっている(2018年6月2日撮影)

「結果を出せないなら一歩後ろに下がるのは当たり前」

   秋田氏は2018年6月9日放送の「SPORTSウォッチャー」(テレビ東京系)に出演。同日未明に行われた親善試合・日本(FIFAランク61位)対スイス(同6位)戦を振り返った。

   4-2-3-1のトップ下で先発した本田だが、チャンスを生み出すことはできなかった。球離れが遅く精度も低いパスワークでは均整のとれたスイスの守備網を崩せず、何とか放ったペナルティエリア外からのミドルシュートも力がなかった。パスが集まりやすいポジションとはいえボールロストも多い。後半途中でベンチに退き、チームは0-2で敗北。5月のガーナ戦に続く2試合連続の無得点・複数失点と不安ばかりが募った。

   攻撃の要を託されながら存在感を示せなかった本田に、秋田氏は失格の烙印を押した。「結果を出せないのであれば本田選手は必要ない」「決めるべきところで決められない」と斬って落とし、「1回のプレーで流れを変えることはできた。相手に脅威を与えるようなシュートは十分打てた。途中から使う可能性はあるし、そういう起用の仕方をした方がいいと思う」と、スーパーサブ的な役割を提案した。

   秋田氏は11日放送の「あさチャン!」(TBS系)でもダメ出しした。スイス戦からベテラン中心にスタメン6人の入れ替えを提案し、そこに本田も含めた。理由は上記番組と同様に「決定力が落ちているから」と明快だ。

「本田選手は途中からの投入でもいいと思う。決定的なところで結果を出してきたのが本田圭佑なので、結果を出せないなら一歩後ろに下がるのは当たり前」

   W杯初戦・コロンビア戦(6月19日)まで、実戦はパラグアイ戦(6月12日)のみ。土壇場も土壇場だが、「ベテラン選手たちを変えて刺激を与えないと、勝ち点1も取れない可能性が大きい」と厳しい表情で語った。

姉妹サイト