安倍政権との「間合い」は? 中西経団連がスタート

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「さくら会」のメンバー

   政界と財界の関係で近年の特徴が、政府が経済界に賃上げを求める「官製春闘」。これには、「賃上げ率は経営者と従業員の協議を通じて決めていく問題」と疑問を呈する。実際に政府から要請された時、どう対応するのかが注目される。

   中西氏は安倍首相を囲む経済人の集まり「さくら会」のメンバー。安倍政権については「極めて高く評価する。円高など6重苦が解消され、外交力で日本の立場が大きく改善した」と称えている。

   政治との向き合い方については「対立して厳しいことを言うのが経団連の役割とは考えない。率直に意見交換できる関係をどうつくるか」との認識を示す。前任の榊原氏は政権との距離が近すぎたとの批判もあるだけに、その「間合い」に注目が集まりそうだ。

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