お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが、美術館建設をめぐり「3億円の借金を抱える」として、返済のために寄付・募金を呼びかけていた件で、振り込みの受けつけを「一旦ストップ」する、とブログで公表した。
寄付の呼びかけをめぐっては、ネット上で賛否の声が寄せられていた。西野さんはブログで、「詐欺の意図は一切ございませんが、そう思われても仕方ないやり方をしてしまいました」と反省を示している。美術館をつくる計画自体については「遂行するつもり」としている。
「誤解を招く表現や演出があった点、本当にごめんなさい」
西野さんは2018年6月7日、「美術館建設について」とのタイトルでブログを更新。
「一部、 誤解を招く表現や演出があった点、本当にごめんなさい」
として、4日のブログ(【悲報】キンコン西野、3億円の借金を抱える)で書いたり、ストリーミング番組関係の記者会見で発表したりした内容について釈明した。
前半でもろもろの経緯を説明した上で、「誤解」を受けた内容については、
「ご指摘があった通り、3億円もの借金が可能とは思えない法人において、すでに借金の契約を結んだとも取れるような表現をして、寄付を募ったことは、誤解を大きく招いてしまい、また寄付をしてくれようとする方も不安に思わせてしまうやり方だったと深く反省しております」
として、あくまで、3億円を借り入れる状況が整った、メドが立っている、という段階だと説明した。4日ブログでは、
「これまでどおり生きていれば抱えなくてもよかったハズの借金3億円をノリで抱えてしまい、(略)」
「300万人が100円ずつ募金すればいいのだ」
などと書いていた。