日大OB片山晋呉が「不適切対応」 「アメフトの次はゴルフか」「日大叩きはやめて」

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   プロゴルフの片山晋呉選手の処分が検討されている。日本ゴルフツアー機構(JGTO)が明らかにした。プロアマ大会で招待客に不快な思いをさせる、不適切な対応をしたという。

   過去に5度の賞金王に輝いた大選手をめぐるニュースだけに高い注目が集まる中、片山選手が日大OBである点も話題となっている。日大アメフト危険タックル問題を思い出す人が相次いでいるのだ。

  • プロアマ大会で何が?
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プロアマ大会で招待客が激怒

   JGTOは2018年6月6日、懲戒・制裁委員会を近く開き、片山選手の処分を検討すると発表した。日本ツアー選手権森ビル杯(5月31日-6月3日)の開幕前日にあったプロアマ大会で、一緒にプレーした招待客に不快な思いをさせた、としている。

   詳細な対応内容については明らかにしていないが、サンケイスポーツ(ネット版)の7日記事によると、1ホール目のプレーを終えた招待客3人は次のホールに向かったが、片山選手は同行せず、グリーンに残ってパッティングの練習を続けた。招待客らが移動を促したが、片山選手が「まだ前が詰まっているじゃないですか」などと発言したため、招待客の男性が怒り、1ホールだけでプレーを中止した。「『青木(功)会長を出せ!』と怒りが収まらない様子だったという」とも報じている。

   JGTOの発表内容は各メディアが報じた。中には片山選手のプロフィールを載せた記事もあり、2歳からゴルフを始め、日大へ進学したことなどが紹介されている。日大ゴルフ部は、プロ選手を多数輩出した名門として知られる。

「日大だからという風評はいたたまれない」

   ニュースが流れると、ツイッターには

「日大出身なだけにタイミングが悪いわ」
「アメフトの次はゴルフか」
「結局ここで『日大だからな』と言われるわけだよ」
「さすが日大クオリティですね」

などと、片山選手が日大OBである点に注目する指摘も相次いだ。アメリカンフットボールの危険タックル問題をめぐる日大側の一連の対応が大きな注目を集めているだけに、「日大」が気になる人が多くいるようだ。勿論、直接には何の関係もないため、

「今更の片山晋呉で日大叩きはやめてください」
「(片山選手の問題言動が)日大だからという風評はいたたまれない」

と反発したり、擁護したりする声もあった。中には、一連の日大騒動について招待客から「いじられ」たため、片山選手が腹を立てたのではないか、との見立てを披露する人もいた。

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