1日100~200件の「訂正」を続ける
――どのくらいのペースで「訂正」を行っているのですか?
委員会 一日だいたい100~200のツイートを訂正しています。通学・通勤時間など、隙間時間を活用していて、訂正活動は日常生活に溶け込んでいるようなイメージです。用事などで忙しい日はサボる時もあります。
一応、中の人はバレたくないので、電車の中などではスマホの画面を少し隠しながら訂正しています。
――なぜ、「いいね」という形で指摘を?
委員会 活動初期はリプライで訂正をしていたのですが、リプライだと「訂正しろ!」という圧力が強かったようで、怒られることが非常に多かったので、現在のスタイルに変更いたしました。現在ではありがたいことにあまり怒られません。
確かに、「訂正」を受けた人の中には、「キタァー!うれしいー!」と喜ぶ人もある。わざと「アボガド」とつぶやいて訂正を待つ人さえいる。本人としても「非常に嬉しい」そうだ。
さらにツイッター上には、「アボガドをアボカドに訂正する委員会をお手伝いする委員会」なるアカウントも存在する。同じように「アボガド」と発言した人に「いいね」し続けているのだが、実は一切交流がなく、何者なのかもわからないという。「一体どのようなモチベーションで手伝ってくださっているのか、気になるところです」と「中の人」も首をかしげる。