元NHKアナウンサーの有働由美子さん(49)が日本テレビ系「NEWS ZERO」のメインキャスターに就任することが発表され、ネット上で賛否を含めた様々な声が出ている。
有働さんは、2018年3月末にNHKを退局するときは、ジャーナリストとして現場取材などに時間をかけて取り組みたいと抱負を語っていた。
「ありがたいお話をいただき身の引き締まる思い」
6月2日に民放初出演を果たしたときは、同じ日テレ系の番組「開局65年記念番組 日本テレビ+ルーヴル美術館『その顔が見たい!』」だった。有働さんは、「つけまつげしてきた。民放だから大きめのしてきた」と早くも有働節を聞かせ、ネット上で話題になった。
そして、今回、深夜の報道番組「NEWS ZERO」のメインキャスターに10月から就任することが6日に発表され、有働さんは、「この度は、大変ありがたいお話をいただき身の引き締まる思いです」とコメントを出した。これに伴って、放送開始から12年間もメインキャスターを務めてきた村尾信尚さん(62)は、9月いっぱいで番組を卒業することになった。
有働さんは、村尾さん同様に現場取材に挑戦する可能性もある。ニュースのコメント欄などでは、有働さんへの期待の声が次々に寄せられている。
「ZEROは村尾さんのままがよかったな...残念」
有働由美子さんは、NHK「あさイチ」時代に自らの脇汗もネタにする軽妙な司会で親しまれただけに、「番組の色がガラッと変わりそうだな」「それはそれで面白そうだ」などと書き込まれた。
また、村尾信尚さんと番組キャスターの櫻井翔さん(36)の掛け合いが話題になっていたことから、「有働さんと翔くんの掛け合いも楽しみ」「きっとお母さん的存在になってくれるはず」との声も出た。
一方で、有働さんが紅白歌合戦の司会まで務めた実力者であり、既存の番組を引き継ぐことにがっかりする向きも多かった。「Zero ではなく、新しい番組として始まってほしかったなあ」「昼や夕方のニュースとかワイドショーのほうが時間的なゆとりもあってらしさを出せた」といったものだ。
村尾さんがキャスターを卒業することには惜しむ声が出ており、「ZEROは村尾さんのままがよかったな...残念」「村尾さんいなくなっちゃうのはさみしい」などと書き込まれている。