ファッションブランド「kate spade New York」の創設者であるケイト・スペードさんが、2018年6月5日(現地時間)に亡くなったことがわかった。55歳で、死因は自殺とみられる。米メディア各社が報じた。
この訃報は、日本でも大きな驚きをもって受け止められ、死を悼む声が多く上がった。
インスタグラムではバッグの写真の投稿が
雑誌「マドモアゼル」の編集者を務めていたケイトさんは、1993年に「kate spade new york」を創設し、96年にニューヨークに1号店をオープン。シンプルな形と女性向けの可愛らしいデザインで人気を博した。2007年にはケイトさんは経営の第一線から退いており、17年7月にkate spadeはファッションブランド「コーチ インク(現:タペストリー・インク)」に買収された。
今回の訃報は、kate spade New Yorkの公式サイトや公式インスタグラムでも、
「先見の明のある、わたしたちのブランドの創設者であるケイト・スペードが亡くなった。 わたしたちの思いはこの極めて悲痛な時を過ごしているケイトの家族とともにある。 わたしたちは、この世界にケイトがもたらしたすべての美しさをたたえる」
と発表されている。なお、インスタグラムでは、kate spadeのバッグの写真とともに死を悼む投稿が多く上がっている。