プロ野球・中日ドラゴンズの松坂大輔投手(37)が、オールスターゲームのファン投票の第5回中間発表で、初めて1位に浮上した。
現在2勝3敗ながら、最近は投球内容も上り調子で、人気とともに勢いが加速しているようだ。
第5回中間発表で巨人・管野を抜く
「マイナビ オールスターゲーム2018」(7月13、14日)の第5回中間発表が6月4日にあった。セ・リーグ先発部門では松坂が8万7014票を獲得し、第4回までトップだった巨人・菅野智之(8万4547票)を抜き、初の1位となった。第1回以来、2位につけていた。
松坂はこれまで6試合に先発登板し、2勝3敗。敗けが先行しているが最近は調子を上げており、第5試合の阪神戦(5月20日)では6回を3安打1失点と好投を披露した。直近5月30日のオリックス戦(交流戦)でも、勝ち負けはつかなかったものの、6回114球を投げ1安打無失点、9三振を奪う冴えた投球を見せた。
今回、「中間発表1位」のニュースが流れると、ツイッターには
「異議なし!」
「なんか最近がんばっているし(略)」
「今年の成績安定してるし(略)」
と、その頑張りを評価する声が相次いだ。
松坂のオールスター出場が実現すれば、西武時代の2006年以来となる。米大リーグへ移籍後、日本球界に戻ったホークス時代は17年までの3年間で、一軍登板はわずか1試合だった。
今回のオールスターは「平成最後」の大会となる。「平成の怪物」と呼ばれた松坂投手が、平成最後の活躍を見せるのか。ファン投票の締切は6月17日、最終結果の発表は25日。監督選抜を含むメンバーの発表は7月2日に行われる。17年のオールスターでは、セ・リーグの投手は11人が出場した。