2018年5月23日。アメリカンフットボール部をめぐる問題で会見を開いた日本大学で、報道陣からの「あなたの発言で日大のブランドが落ちるかもしれないんですよ」との一言に、広報部の担当者が「(日大のブランドは)落ちません」と発言したのを覚えている人も多いだろう。
いま、そんな一言に絡めた、ペン習字の通信教育などを行う日本ペン習字研究会(日ペン)のキャラクターである「日ペンの美子ちゃん」の広告が、ネットで話題になっている。
「日ペンのブランドは堕ちません!」
2018年6月2日の朝日新聞(朝刊)の一面、天声人語の近くに、
「日ペンのブランドは堕ちません!」
とのキャッチコピーが。これは、「日ペンの美子ちゃん」の広告で、J-CASTニュースでも「『日ペンの美子ちゃん』新聞広告が攻めまくり 『日報も直筆メモもきれいに』『美文字ありき』」で配信しているように、今までも時事ネタなどに絡めたキャッチコピーを打ってきたことで知られる。
「日ペンの美子ちゃん」は、もともと1972年に雑誌「月刊明星」の広告に登場した、日ペンのキャラクターだ。40年を超える長い歴史を持ちながら、美子ちゃんは公式プロフィールで「永遠の17歳」を自称。2018年1月には初のテレビCM化を果たすなど、抜群の「ブランド力」を持つキャラクターとして知られる。