G7、共同声明見送り 米国の貿易制裁に批判相次ぎ

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   カナダのウィスラーで開かれていた7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は2018年6月2日(日本時間3日)に閉幕し、鉄鋼などの輸入制限を打ち出している、米国の保護主義政策に対する批判が相次いだことから、議長国のカナダが意欲をみせていた共同声明の取りまとめを見送った。

   1日の討議では、米国の孤立が鮮明になった。共同通信社などは、貿易制裁への強硬姿勢を崩さない米国と、欧州連合(EU)などとの「確執が深まった」と報じている。また、EUやカナダは、世界貿易機関(WTO)への提訴の手続きを進めているが、麻生太郎財務相が日本も提訴を検討していることを明らかにした、としている。

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