長友佑都「ブチ切れツイート」に「やらなきゃ意味ないよ」 その「声の主」は...?

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   ロシア・ワールドカップ(W杯)の登録メンバー入りしたサッカー日本代表の長友佑都選手(31)が、ツイッターで「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」と持論を披露し、炎上気味だ。

   批判的なコメントが相次ぐなか、注目を集めているツイートがある。この1か月話題の人物の「流行語」を巧みに利用しているアカウントだ。

  • 長友佑都選手(2018年6月2日撮影)
    長友佑都選手(2018年6月2日撮影)
  • 武藤嘉紀選手のツイッターアカウントにも「やらなきゃ意味ないよ」のリプライがあった(2018年6月2日撮影)
    武藤嘉紀選手のツイッターアカウントにも「やらなきゃ意味ないよ」のリプライがあった(2018年6月2日撮影)
  • 長友佑都選手(2018年6月2日撮影)
  • 武藤嘉紀選手のツイッターアカウントにも「やらなきゃ意味ないよ」のリプライがあった(2018年6月2日撮影)

長友選手「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」

   長友選手は登録メンバーが発表された翌日の2018年6月1日、「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」とツイッターに投稿した。

   登録メンバーの平均年齢は28.3歳で、過去のW杯代表選手と比べても年齢層が高い。ベテランをそろえたと解釈できる一方で、将来有望な若手選手の選出が少ないとも言え、体制を不安視する声も相次いだ。

   長友選手のツイートはそうした声に対する反発したものだとみられるが、これには

「それは結果を出した人が言うセリフですよ!」
「プロである以上、結果で示すしかないと思います」
「そんなことはいいんです。とにかく勝ってください」
「ファンは年齢ではなく、結果を見て言っている」

といった批判的な意見が相次ぎ、炎上気味になっている。

   そんな中で注目を集めているのが、日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督を名乗るボット(bot)。内田前監督の過去の発言をツイートするアカウントだ。登録メンバー入りが決まった5月31日、「やってやる」と決意を新たにする長友選手のツイートに対して、内田内田前監督のボットは

「やらなきゃ意味ないよ」

と返信。これを「核心をついている」と受け止める人も多かったようだ。

「私の指示ではございません」

   「やらなきゃ意味ないよ」は、危険なタックルをした日大のアメフト選手が5月22日の会見で、内田前監督の発言として証言したもの。内田前監督はこの事実を否定しているが、この言葉は多くの人の記憶に残ることとなった。

   タイムリーな言葉が絶妙なツッコミとなったことで、

「うまい!笑った!」
「一本!」
「笑いのセンスがありすぎるww」

など多数のユーザーをクスッとさせた。6月2日昼現在、600件超のリツイート、1000件以上のいいねを獲得している。

   こうした反響に対して、内田前監督のボットは

「長友選手への返信ツイートが少し伸びており、信じていただけないと思いますが、私の指示ではございません」

とも投稿している。

武藤嘉紀選手にも、「やらなきゃ意味ないよ」

   このボットは5月末に開設されたとみられ、最初のツイートは29日で、

「今言われております『タックルをしろ』という、そういうようなことは、信じていただけないと思いますが、私の指示ではございません」

というものだった。さらにそのツイートを「拡散よろしくお願いします」と懇願している。

   その後も積極的に「内田前監督bot」のキーワードが入ったツイートをリツイートするほか、一般ユーザーへのリプライに「やらなきゃ意味ないよ」と投稿。バリエーションはほかにも、「私の指示ではございません」「近くにきたとき会話はなかった」などがあるようだ。

   なお、このボットに「はまった」のは長友選手だけでない。今回が初のW杯出場となる武藤嘉紀選手(25)が6月1日に投稿した

「幼き頃からの夢の舞台。立つだけでは意味はない。ワールドカップで点を取る。ひたすらに泥くさく。チームのために。全ての支えを力に。『感謝』」

というツイートに対しても、「やらなきゃ意味ないよ」とのリプライが寄せられた。

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