10番以外の五輪メンバーは?
こうした前例から、ツイッター上では
「オリンピックで10番を付ける選手は次のW杯に出られないジンクス」
「五輪10番呪われてるやん...」
「五輪の10番誰も着けたがらなくなるな(笑)」
「もう五輪代表は10番永久欠番にしろよw」
といった声も漏れている。
10番以外の五輪メンバーが直後のW杯代表に選ばれるのは枚挙に暇がない。上記の言葉を借りれば、「アトランタ経由フランス行き」を果たしたのは、川口能活、中田英寿、伊藤輝悦、服部年宏ら、その後代表を支える選手がズラリと並ぶ。「シドニー経由日韓行き」を果たした選手は特に多く、松田直樹、宮本恒靖、稲本潤一、中田浩二、明神智和、柳沢敦など、こちらも名選手ぞろい。「アテネ経由ドイツ行き」は、茂庭照幸、駒野友一ら。
続く北京五輪代表で南アW杯に行ったのは、長友佑都、本田圭佑、岡崎慎司、内田篤人、森本貴幸ら、ロシアW杯代表選手も複数。さらに香川真司も予備登録メンバーながら南アW杯で選ばれていた。
ロンドン五輪からブラジルW杯には、酒井宏樹や酒井高徳、山口蛍、清武弘嗣、齋藤学らが選出。そしてリオ五輪からは、中村航輔、植田直通、大島僚太、遠藤航がロシアW杯行きを果たす。
なお、中村俊輔は日韓の落選後、ドイツ、南アと2大会連続W杯出場を果たしている。松井大輔も南アW杯で中心選手として躍動。今回の中島も、22年カタールW杯での活躍が期待できる選手であることは間違いない。