時に専門家として鋭く、時に視聴者の怒りを代弁し、時にトンチンカンに――ワイドショーをはじめとする報道・情報系番組の華といえるのが、彼ら「コメンテーター」である。
ジャーナリストや作家から、タレント・ミュージシャンまで、個性豊かな面々の中で、ネット民の「好感度」、あるいは「嫌われ度」が高いのは、いったい誰なのだろうか。
青木理&石原良純の「モーニングショー」組がワンツー
J-CASTニュースでは、全国放送の主要番組にレギュラー出演中の人物から、約70人を候補者としてセレクト、サイト上でアンケートを行った(総投票数:「好き」4650票、「嫌い」4124票)。
「好きなコメンテーター」で堂々の1位を獲得したのは、ジャーナリストの青木理氏(51)だ。共同通信記者を経てフリーとなり、ノンフィクション作家として活躍する傍ら、「モーニングショー」(テレビ朝日系)でレギュラーコメンテーターを務めている。権力に「モノ申す」ことも多い硬派ぶりが、ネット読者からも好印象を集めたか。
2位は同じく「モーニングショー」レギュラーながら、対照的に軟派代表のタレント・石原良純氏(56)だ。愛嬌あるキャラクターながら、番組では時に他のコメンテーターとも丁々発止、また「元都知事の息子」として、都政がらみのニュースでは代えがたい「人材」である。
3位は「ミヤネ屋」(日本テレビ系)などでコメンテーターを務め、最近では司会者としての活躍も目立つ俳優・梅沢富美男氏(67)。4位には「ビビット」(TBS系)などのお笑い芸人のカンニング竹山氏(47)。ともにタレント枠だが、視聴者に代わって、世の中に怒る姿が人気に。
5位には「ひるおび!」(TBS系)に出演中のタレント・伊藤聡子氏(50)。続いて6位に入った玉川徹氏(55)は「モーニングショー」のレギュラーだ。現役テレビ局員ながら、並み居る大物を押しのけてのランクインとなった。
以下、7位に歌手のデーモン閣下(10万55)、8位にテレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏(年齢非公表)、9位が作家・竹田恒泰氏(42)、10位が作家・岩井志麻子氏(53)という結果となった。