本日(2018年6月1日)公開の米映画「デッドプール2」(デビッド・リーチ監督)に、予期せぬトラブルが発生した。何者かがウィキペディアの作品ページで、映画の内容を事細かに「ネタバレ」していたのだ。
「絶対に読まない事をお勧めする」。映画の公式ツイッターでそんな呼びかけをする事態に発展し...。
28行にものぼる長文で...
「デッドプール2」は、マーベル・コミックのヒーローを描いた映画「デッドプール」の続編だ。恋人のため「善良な人間になる」と誓った主人公・デッドプール(ライアン・レイノルズ)が、未来からやってきた殺人マシン・ケーブルが命を狙う少年を守ろうと奮闘、特殊能力をもつメンバーとスペシャルチーム「Xフォース」を結成する。「アベンジャーズ」など他のマーベルヒーローと比べ、「ハチャメチャ」に大暴れするキャラクターで知られている。
そんなデッドプールによる「重要なお知らせ」があったのは、公開初日の9時16分。映画の公式ツイッターで、デッドプールが頭を抱えているGIF動画を投稿、さらに
「どっかのおせっかいなバカが、『#デッドプール2』のWikipediaに、ストーリーをほぼ全部記入しやがった。これから映画を観る奴は、検索でWikiが引っかかっても絶対に読まない事をお勧めする。それから映画を見た奴も、くれぐれもネタバレはNGで頼む」
と呼びかけたのだ。
「デッドプール2」のウィキペディアでは、監督や出演者、制作国などの情報から「ストーリー」「キャスト」の項目まで記載している。変更履歴を見る限り、17年10月から幾度となく更新を重ねていた。
ただ一時、「ストーリー」の項目には映画の内容を事細かに描写する文章が載っていた。5月23日夕から6月1日朝(日本時間)まで。実に、28行にものぼる長文だった。