「紀州のドン・ファン」急死に家宅捜査 著書で明かしていた「幸福になる自信」

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金持ちになって美女を抱きたいと試行錯誤

   野崎幸助さんは、地元の中学を卒業後、鉄くず拾いなどをしていたが、コンドームの訪問販売で実業家として成功した。亡くなるまで、酒類販売業を営むほか、不動産業や金融業も手がけていた。

   裸一貫から成り上がった原動力が、金持ちになって美女を抱きたいという思いだという。「紀州のドン・ファン」の著書では、女性にもてようとして、失敗しながらも、ナンパやクラブ通いを繰り返した自らの体験がつづられている。

   例えば、客室乗務員(CA)と近づくために、野崎さんは、ある手法を編み出す。それは、特注名刺を作って、1万円札を挟むというやり方だ。女性大生をナンパするのに、40万円をあげると持ちかけるが、その際に威力を発揮するのがこの名刺だという。

   そんな野崎さんでも、結婚願望が強かったといい、ようやく「最後の女性」にたどりついた。しかし、ほどなく悲劇を迎えてしまった。

   野崎さんは、夕刊紙「日刊ゲンダイ」で、亡くなるまで連載を続けていた。同紙の記事では、しばらくはストック原稿を掲載する予定だとしている。

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