立憲民主党の枝野幸男代表が2018年5月31日の定例会見で、記者からの質問に答え、AKB48グループの選抜総選挙(6月16日開票)に言及した。アイドルオタクとして知られる枝野氏だが、中間集計にあたる「速報」を踏まえた情勢分析には、
「なかなか予測は難しいだろうなと思う。ここで何か予測を申し上げられるほど、知見は多くはありません」
と慎重な立場だ。一方で、推しメンの竹内美宥(みゆ)さん(22)への支持が集まっていないことについては、票を多く集めるタイプとそうでないタイプの「役割分担」があり、竹内さんのような高い歌唱力を持つ人が支持されないのは残念、などと持論を展開した。
成人式イベントには忘れられて「すごく存在感が薄いので」...
竹内さんは総監督の横山由依さん(25)と同期で、09年に9期生としてAKB48に加入。最近ではユーチューブにカバー動画を投稿するなどの活動が知られている。14年から慶大湘南藤沢キャンパス(SFC)に在学している。
16年1月の成人式イベントでは、直前まで成人式の対象メンバーとしてカウントされず、
「昨日までスタッフさんに、新成人メンバーだということを忘れられていたようで、これだけ人数がいると忘れられるんだと思って...。すごく存在感が薄いので、今年1年は何かしらで存在を出せたら」
などと自虐的な言葉を口にしたこともあった。この「存在感の薄さ」が影響したのか、これまでの選抜総選挙は不出馬か圏外が続いている。18年は80位以内のランクインを目指しているが、5月30日に120位まで発表された「速報」でも、圏外だった。