東映「お答えすることはございません」
ただ角銅さんは、自身が務めたシリーズディレクターという立ち位置について、「原作者というわけでもないし、TV版の設定にしてもまとめて明文化されてるわけでもありません」と説明。その上で、
「これまでの劇場版は放映当時のものでも自分と関わりないところで作られてたので設定にとらわれずお楽しみいただける方も多いと思います」
とファンに向けてフォローの言葉を送った。
シリーズ初期の世界観を生み出した角銅さんの「降板宣言」を受けて、ファンからは落胆の声が続出。ツイッターには、
「角銅さんがここまで言うとなんか悲しくもなるし、新プロジェクトが不安でしかない...」
「『デジモン新プロジェクトってなんなの?』って思わざるを得ない」
「角銅さんはデジモンアドベンチャーのほとんど体系的な設定を作った人で、彼の設定を否認するとか理解できない」
といった声が寄せられている。
こうした反響を受けて、角銅さんは30日にブログを更新。先日のツイートの内容について、
「自分が要請されたのはデジモンアドベンチャー及び02に関しての設定的な監修です」
「今回の自分の降板もそれがイコール新プロジェクトの作品としての価値を損じるものかどうかはまで判定するものではありません」
などと改めて説明していた。
なお、デジモンシリーズを製作する東映アニメーションは31日、角銅さんの降板宣言に関するJ-CASTニュースの取材に対し、
「こちらとしては何も発表していないので、お答えすることはございません」
とコメントした。